読んで来てくださった方が居ましたら、本当にありがとうございます。
さて、記事本文に関してですが、
まず強調されているロングショート戦略。
ロングショート戦略なんてものはハッキリ言って効率は良くありません。
ただ、今のように冴えない相場の時はロング1本に的を絞るのも難儀しますし、
右肩上がりの強い銘柄を探すのも一苦労、となりますので
『だったら右肩下がりの弱い銘柄を探してそれを売るのもひとつの手じゃないか!』
ってことになるのですよね。
ただ、売り重視に傾き過ぎるとそれはそれで弊害があります。
右肩下がりの弱い銘柄は、時に物凄い勢いでリバウンドをすることが多いです。
頭の中を100%売りにしちゃうと、よっぽど上手い人じゃない限りこれをマトモに
喰らってしまい、結構痛い目を見てしまうわけです。
なので、相場が冴えない時・方向性が無い時は
「右肩上がりの強い銘柄を探しつつ、右肩下がりの弱い銘柄も探す」
いわゆる両構えのスタンスで挑むぐらいが丁度良いと思うよ!
と言う事です。
で、ここからが重要なんですが、
相場には必ず「巻き戻すタイミング」というのが存在します。
それまで強かった右肩上がりの銘柄が急落して、右肩下がりで落ちていた銘柄が急騰する時です。
自分のような順張り派にとっては、これは一番大損害を受けやすい時です。
なんとしても避けなければいけない逆風です。
これはいつ起こるか察知するのは困難なので、実際に巻き戻しはじめてから逃げても良いのですが
一応の目安として、経験上以下のようなケースが起きると巻き戻しが近いことが多いです。
・強い銘柄、弱い銘柄がともに25日線などから極端に乖離しているものが多い
・今まで沈黙していた低位株や変な材料株がやたら暴騰する
・強い銘柄に信用買いが増え、弱い銘柄に信用売りが増えてくる
・寄り前の気配があちこち変
こういった兆候が現れたら、順張りならポジションを減らしておくほうが良いかもしれません。
逆張りの人なら逆に大チャンスの前触れというわけですね。
あとは、記事最後の部分の
「出遅れたら見送るという決断が非常に重要」というのは、
常日頃強く意識していて、一番言いたかったことでもあります。
特に超短期トレード(数分〜数時間で利鞘を稼ぐ)の場合にあてはまることですね。
多くは語りませんが、
「早め早めにINした人は、誰に売りつけることで利鞘を得ているのか?」
という事を考えれば、出遅れたと自覚してなおINすることが
いかに怖いことかわかると思います。
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