【長文】東証は、昼休み撤廃だとか言うけれど

ソースはこちら等。

7月頃から議論されていることなのでかなり今更感がありますが、
東証は昼休みの撤廃or短縮に向けて動き出そうとしている。



アンケートでは、撤廃・短縮を合わせると過半数が賛成。

サラリーマン個人は「せめて昼休みに株やらせてよ!」って考えている方が
大半だと思うから、アンケートの結果にそれなりに賛成票が多いのは納得。
また、そういったニーズに応えることには決して反対ではない。


が、昼休みを撤廃した相場は本当に活性化するのか?という目的で考えると、
効果のほどはいささか疑問・・・いや、ハッキリ言ってしまおう。
全く活性化しないだろうと確信している。手間と経費の無駄遣いだ。


東証のお偉いさんは、昼休み撤廃して取引時間延ばしたら
売買高上がって相場が活気を取り戻すとホントに思っているんだろうか?

もし本当にそう思っているとしたら

  またまた ご冗談を


としか言いようがない。




・・・と言うのも、今の相場が閑散化している理由は、
取引時間が短いからでも、システムが悪いからでも無いからだ。

実際、アローヘッドが導入されても売買高は増えるどころか減っている。
夜間市場として導入されたPTSは閑古鳥が鳴いている。
これらは厳然たる事実だ。



では何が問題かと言うと、話はすごく単純。

今の相場に「夢」が無いから。「魅力」が無いから。


ストレートに言ってしまうと、株が大衆の射幸心を煽りさえすれば、

『株ってものすごく儲かりそう!周りの人もみんないっぱい儲けてる!
この波に乗るのは今しかない、オレは株やるぜ!!オレもオレも!僕も!私も!


って状況になれば、売買高は増え、市場は活況になり、株価は上がるのだ!!!


・・・コホン。
これは極端な例だったが、そこまで行かなくても、株式投資が効果的な投資である
皆が認識していれば、市場はある程度活況な状態になるのではないだろうか。


逆に言えば、皆が「株って儲からない」「怖い」「今は時期が悪い」って思っているうちは
システムを改善しようが時間を延ばそうが無駄なのだ。




・・では、どうすれば良いかと言うと、別に何もしなくても良い思う。

水戸黄門の台詞みたいになってしまうが、相場だって、楽なときもありゃ辛いときもある。
あまりアタフタしないで時間をかけて待っていれば、好循環もやってくるだろう。
その時を落ち着いて待っていれば良いのだ。


そもそも、今の現状だってそこまで悲観するほど悪くは無いと思っている。

以下に1980年からの日経平均株価と、東証1部売買代金の推移のチャートを載せてみる。


  


これを見ると、今の日経平均(9000円台)は1984年並くらいの水準であるのだが、
売買代金は当時が2000億、今が1兆円とすると実に5倍ほどもある。

一応、日経平均だって「長期間デフレ基調である円建てでは1984年並み」だが、
例えばドルベースで見ると当時の3倍にもなっている。
当時の為替が250円、今が84円前後なのだから、丁度ピッタリ3倍だ。


こうして見ると、やはり現状がそれほど悪いと悲観することもないのではないか。
それどころか、売買代金が26年で5倍という実績は特に優秀に思える。
2006〜2007年と比べこれだけ閑散としている今でさえ、26年前の5倍なのだ。
日経が3万を越えていたような凄まじいバブル相場時と売買代金があまり変わらないのだ。
これは誇って良いと思う。

手数料自由化、インターネット取引の拡大推進などが実を結んだからこその
この立派な成果なのではないだろうか。




・・・我々がさらに株式市場を活性化させるためにやるべきことがあるとしたら・・・

「株を含めた資産形成・運用についての教育」に積極的に取り組むべきだと思う。
出来れば義務教育、遅くても高校で、それについて考える機会を与えてみてはどうだろうか。

勿論、他にも大切な勉強すべきことは沢山あるのだから、僅かな時間で良い。
それでも「株でお金を儲けるなんて卑怯だ…」「知識が無いから株は怖い…」と
いったような、所謂「株式(投資)を敬遠する」人は、かなり減るのではないだろうか。

これだけでも、見違えるように投資家の裾野が広がるだろう。



昼休み撤廃などといった、即効性を求める改革を求める声も強いのかもしれないが…

それよりも、地道かつ数年後・数十年後を見据えた息の長い方策に力を注ぐべきだと、私は思う。




非常に長文になってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございました!
見苦しい点などあると思いますが、どうかご容赦ください。

市況によって有利なスタイルは違う

繰り返しになりますが、ダイヤモンドZaiの株バトルを読んでここに来て下さった方、
本当にありがとうございます。


株バトルの記事で印象的だったのは、ご意見番から妙に褒められまくってる事でしょうか。
非常に辛口の方だと思っていたので、厳しいコメントを覚悟していたのですが・・
嬉しいような、少し拍子抜けなような。

さて、そのご意見番が「今は小さく利益を積み重ねるトレードが正解」と仰ってたので、
小さく利益を積み重ねるトレードの長所・短所について
簡単に補足してみたいと思います。




まず、閑散相場だったり、だらだらとした相場のとき。
あるいは、下げ基調の相場のとき。

このような相場の時は方向性が読みにくく、大きく狙っても失敗しがちです。
また、チャンスが少ないので、1回失敗したら取り戻すのが非常に困難です。
大半の人がトントンか負けになってしまう相場と言えるでしょう。
(8/21発売のZaiのアンケートでも、勝っている個人投資家は僅か14%でした)

こんな時は、短期で小さな利益をコツコツ少しずつ積み重ねることが出来る人が有利です。
いっそ"休むも相場"とも言えるでしょう。



逆に、勢いの良い上げ相場の時。比較的最近の例なら例えば2005〜2006年のような相場。
2009年も閑散ではありましたが指数は上げでしたね。
こういった場合を考えてみましょう。

こういう時は、コツコツ小さく稼ぐトレードでも勿論それなりに稼げますが、
それよりも大きなロットをドカーンとぶち込んで、ある程度長い間
持ちっぱなしにして大きな利益を狙ったほうがはるかにリターンが大きいです。

チャンスも多いので、多少失敗しても簡単に取り戻せます。

つまり、イケイケな相場でチマチマと小さいトレードを積み重ねることは、
あまり効率的ではありません。





さて、今がどちらのケースにあてはまるかを考えてみると、
これは言うまでもなく前者の「閑散・だらだら・下げ相場」ですね。

大きく狙っても余程技量が高くないとまず勝てない相場ですから、
小さくコンパクトに狙わざるを得ません。

おそらく、ご意見番の「今は小さな利益をコツコツ積み上げるのが良い」というコメントは
こういった事から来ているのかと思います。




結論としては
「閑散・だらだら・下げ相場」ではコンパクトに小さく狙う!あるいは休む!
「勢いのある上げ相場」では大きく狙う!!
これに尽きると思います。


よって、相場を見極めてその切り替えが出来れば最強!!・・という事になるのですが
それが出来る人はごく稀です。

大きく狙う癖がついた人がコツコツ狙うのは退屈で性に合わないでしょうし、
コツコツ狙う癖がついた人は大きい一発を狙うのは怖くてなかなか出来ません。

得意・不得意もあるでしょう。


なので、完全に切り替えるのは非常に難しいと思いますが、
せめて「切り替えようとする気持ち」を頭の隅にでも置いておけば、
多少は役に立つかもしれません。

「今は無理をするときではない」「今はリスクを取って大きく行くべきだ」と
相場にあわせて少しでも意識してみると良いと思います。

損小利中の時代!?

株で勝つためには「損小利大」が鉄則だ、と言う人は多い。

損小利大というのは
「損切りは小さいうちに素早く行い、利益は大きく伸ばしましょう」って事。

実際、その考え方は株のセオリーとして正しいと思う。


だが、相場に動き(活気)がある時は損小利大、あるいはもう少しリスクを取って
損中利大のスタンスで相場を張ることが非常に効果的であるのだが、
イマイチ活気が無い時にこれに拘りすぎるとしばしば逆効果になってしまう気がする。

ふみちゃんの記事(http://ameblo.jp/atatatahoata/entry-10625756491.html
にも書いてある通り、利を伸ばそうとしすぎるより
適度に抑えたほうが今の相場に向いているのかもしれない。


かといって、損大利小ではさすがにお話にならない。

となると、落としどころとしては「損小利中狙い」が最も現実的!?



最も、私は「損は極小、利益も小」ですが…笑
 


ニュータイプ台頭

 ※注:この日記は、デイ〜スイング(せいぜい中期)の「短期トレード」についての話です!


最近(ここ1年ほど)の相場でデイトレをやっていたり、
株仲間から話を聞いて感じたこと。


まず、今まで勝っていた従来型の短期トレーダー
(ブレイクに乗る順張りスイング・短期ブレイク順張りスキャで、
 うまくいかないと思ったらきちんと損切りをするタイプ)

の大部分が、大きくパフォーマンスが落ちている気がする。

彼らの殆どが、ロクに勝てなくなっている。



かわりに台頭してきたニュータイプが、
「下がったら買い・上がったら売り。損切りはしない」
このようなタイプが多くなってきている。

勿論彼らは損切りをなかなかしないので、喰らうときは
大きく喰らうことになる(コツコツドカンになる)のだが、
それでもトータルでプラスを出している人が多い。




過去の相場では、
損小利大、損切りは早い、強いものに乗る(ブレイクに乗る)
これらを身につける事がデイトレで勝つ条件と言っても過言ではなかった。

それ以外で勝てていた人は精度の高い急落逆張りスキャ派ぐらいだっただろう。



しかし今台頭してきているニュータイプは
上記の条件と全く逆の事をやっている。

従来の「勝ち組の条件」を勉強してその通りに実践している
トレーダーより、下手糞の代表格だったようなタイプのほうが
意外に実績を残し始めてきている例が多くなってきている。





これはとても興味深く、そして重要な事だ。

仮にこの傾向が正しいものとすると、
何故そうなってきているのか理由を考えてみた。



1.(たまたま?)相場に方向感が無いから

相場に方向感がなくボックス状態や煮詰まった状態であれば、
個別銘柄においても一定のレンジ内で下がっては上がる、
といった動きをする銘柄が増える。
ブレイクもダマシが多くなるだろう。



2.閑散相場だから

閑散な相場では、当然大きく盛り上がる銘柄は少ない。
また、「閑散に売りなし」と言う言葉からもわかるように、
閑散相場では暴落は少ない。

盛り上がる銘柄や暴落する銘柄は、ブレイク派にとっても
逆張り派にとっても狙い目となるので、これらが現れにくい
閑散相場は従来の短期トレーダーには非常に苦しい。
資金の大きなプレイヤーは資金を入れづらくなるデメリットも大きい。



3.今生き残っているタイプがブレイク派が多いから

相場の世界では、多くの他人と同じ事をやっている人間は勝てない。

人間の心理的には「下がったら買いたくなる」「損切りができない」
というのは非常に自然であり、それが多数派であることは当然であった。

そういったタイプのトレーダーに対して、損切りの出来るブレイク派は
比較的少数であり、優位性があった。
だからこそ勝ててきたのだろう。

しかし今は、そういったタイプの大半が資金を失い淘汰された。
逆に、ブレイク派は資金を増やして存在感を増した。
ブレイク派が多数派になってしまったら、もはや優位性は無い。




ざっと考えてみるとこんな感じだろうか。

そうそう、質の悪い新興銘柄などが既にこれ以上ない位に
下がりまくっているというのも、理由の1つと数えてもいいかも。

質の悪い銘柄が高い株価をつけていると、損切りしない人が
地雷を掴んでそのまま大打撃を喰らう可能性が増えるものね。





勿論、損小利大のブレイク派で良いパフォーマンスを出している人もまだ居る。
が、ここに書いたような傾向は確かに出始めていると思う。

この話題についてはおそらく今後また書きます。

「無駄な負け」を減らすために

 まず前置きを。


この文章は、勝っている人が見ても何の意味もありません!!

「コツコツは勝てるんだけどドカーンと負けてしまいトータルでは勝てない…」
「悪い所はわかっているのだけど、同じミスを何回も繰り返して負けてしまう…」

こういった方を対象としています。
(及び、自分への戒めです)





■無駄な負けを減らすために出来ること


まず大前提。トレードベースで勝率100%の人はいません。
どんなトレーダーだって負ける時は負けています。

ではそれを補ってトータルでプラスにするにはどうすれば良いか?
それも出来るだけ安定してプラスを出すにはどうすれば良いか…?

第一に期待値の高い手法(勝ちパターン)を身につけること。
第二に「致命的な負け」「無駄な負け」を減らすことが重要だと考えています。

以下に書くのは、後者(すなわち無駄な負けを減らすこと)を実践するために
私自身が日々試行している事です。


 -------------------------------------------------

負けたなあ…と思ったら。上手くいかないなぁ、勿体無かったなあ…と思ったら。
まず自分のトレードを振り返ります。

そして、殴り書きでもいいので、
「悪かったパターン」「問題提起」「対策」を考えて、文字にして書いてみます。


文字にして書くのが重要です。頭の中で考えるよりはるかに真剣に問題と向き合えます。
(紙に書くのではなくても、メモ帳やブログ等に書くのも勿論OKです)

私の場合、普段なら最低月に1〜2回。
不調だなぁ、と感じたらそれこそ1日何回でも、思い立った時にすぐやっています。




↓書き方の例

(1)勝ちトレードの平均勝ち額が3万円ぐらいなのに、
一度に30万円の損失を喰らってしまった。
問題:ロスカットの仕方に問題があるのだろうか?
対策:「取引の前に損切りラインを考える」ことを意識してみる。


(2)お祭り状態になっている銘柄についていこうとして、勇気を出して買った途端急落。
こんなパターンで損ばかりしている。
問題:買うタイミングか、銘柄の選択に問題があるのだろうか?
対策:「勇気が出る」タイミングで買うことをあえて避ける。
もしくはお祭り状態の銘柄を避ける。



(3)底だ!と思って買っても、そのままズルズル下がってしまうことが多い。
損切りしても損失が積もるばかりだ。
問題:「底だ!」と判断する基準に問題があるのだろうか?
対策:ポジションを取るタイミングを遅くしてみる。
あるいは、底を狙うことは諦め、上昇に転じた銘柄を狙う。



わかりやすいように単純な例にしましたが、
おおよそこんな感じにまとめています。




で、一気に全部の対策を意識出来れば一番良いのですが、
私にはそれだけのことは出来ません。場中に頭パンクしちゃいます。


そこで、最も大きな問題だと思うものがどれかを考えます。


例えば(1)が自分にとって一番問題と考えたなら、
『明日からは買う前に損切り基準を決める!』
と、特にそれに対しての対策を強く意識します。
紙に書いてモニターに張ります。


数日〜数ヶ月が経って、(1)の失敗をすることが少なくなる頃には、
今度は違う失敗が目立ってきますし、新しい失敗もします。
なら今度は何が一番問題かを考えて、その対策を意識して…
・・・と、同じように繰り返します。

 -------------------------------------------------

こうやって書いてみると、なんてことは無い事です。
似たようなことを薦めている本はいくらでもあるかもしれません。

それでも、もしこういったことを一切やったことが無い方は、
騙されたと思ってやってみると良いと思います。








※この文章は2008/3に、株SNS「カブトモネット」上の日記で公開したものです。

カブトモネット」はcisさん、ますぷろさん、三空さん達が主体となって立ち上げた株SNSで、
集まっている人達のレベルは他のSNSと比べて断然高いと思います。
私もカブトモネット上で相場についての話をリアルタイムで頻繁にしています。

カブトモへは以下のURLからアクセスできます。
http://kabutomo.net/

私のページは http://kabutomo.net/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=34 です。

「SNSには興味があるのだけど誰と繋がれば良いのか良く分からない…」という場合は、
とりあえずアクセスランキング上位の人に適当に申請すれば良いと思います!
おそらくそんなに断る人は居ないと思います。



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Tyunの自己紹介

株と猫をこよなく愛すトレーダー見習。
2005年に100万スタート
(以後入金含め200)で株デビュー。
荒稼ぎするより大負けしない事を重視、
コツコツトレードで堅実に堅実に稼ぐ。

2007年以降月単位では殆ど負け無し、
2008年には週単位収支で無敗を達成。
2009年末に資産5000万達成。
2011年春に資産7000万達成。
次の目標は2012年に1億!

このブログのイメージキャラクターの
猫は、neoplasmさんのまろちゃん。
許可を取って使わせて頂いています。

2010年6〜11月にダイヤモンドZai誌
【1000万円株バトル】に出場し、
運よく優勝できました!!!
昔から憧れていた企画に参加できた上、
結果も残せたのでとても嬉しいです。
因みにバトルでのパフォーマンスは、
5ヶ月半の期間で1000万→1284万。
(10%の税引き後)

その他、週刊SPA!などにチョコっと
時々掲載されております。

連絡先はこちら hiro_s_tyun@yahoo.co.jp

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